1949-12-21 第7回国会 衆議院 考査特別委員会 第5号
○鍛冶委員長 使つてしまつてから、油脂課長と大豆部長とが来て、このたび特別了解してくれと言つたが、断然断つたと言つておる。
○鍛冶委員長 使つてしまつてから、油脂課長と大豆部長とが来て、このたび特別了解してくれと言つたが、断然断つたと言つておる。
大豆部長が行つたということはありませんか。
○鍛冶委員長 そのときは大豆部長をやめて来た……。
○瀧澤証人 大豆部長であるかということになると、私はちよつとわかりません。大豆部長としての話だつたら、いつでもわれわれを呼んでするのですけれども、わざわざ出かけて来ての話なんですから……。それで大豆協会として加入して来れというふうな話だつたのですから、たしか大豆協会の理事なり事務当局として出て来たのだろうと思います。
○和田証人 大豆部長か何かやつておりました。
公団の大豆部長ですか——その大豆部長は公団の人ですから、公団で受取つておつた金を公団の專務理事が受取つて、そうしてそれが協会の金になるのですか。
大豆部長が請負わせて、それで百二十万円をもうけさせて、それを受取つたのは大豆協会になつておる。この点からいつても、大豆協会と公団一つであることは明瞭なんだ。
具体的に言えば、副総裁なり大豆部長は公務員だ。公務員が自己の公務に関連してやつた処分について賄賂を要求しておる。事態はそういうことなんで、公団がどうとか大豆協会の人格がどうとか言うのじやない。これは刑法の問題ですから、法人の問題じやなくて、自然人参けの問題です。自然人たる大豆協会の役員は西川君であり、あるいは大豆部長の何がし君であります。その人は公務員だ。
○鍛冶委員長 それはそれで間違いありますまいが、公団の大豆部長であり、また大豆協会の常務理事である野村君が社長になつたのはどういうわけですか。公団としてかようなことはさしつかえないと思いますか。役所で許可を得たからいいと思うのですか。
佐々木秀世君 篠田 弘作君 塚原 俊郎君 西村 直己君 福井 勇君 福田 一君 赤松 勇君 加藤 鐐造君 村瀬 宣親君 横田甚太郎君 小林 進君 岡田 春夫君 浦口 鉄男君 委員外の出席者 証 人 (元油糧配給公 団大豆部長
○大橋委員 しかしあなたは大豆部長で、公団におけるこの仕事の担当の公職員でありながら、自分がやつている仕事が一体どういう性質のものか、また法規よつて公務員が事務をやらなければならない場合に、法規上どういう性質を持つたものかということについては、全然お考えになつたことはないのですか。
○本村証人 大豆部長に聞いていただいたらけつこうです。
○本村証人 それはやはり大豆部長かと思います。
十二日に、油糧配給公団経理部長本村一良君、同じく元油脂部長北山俊二君、元同公団大豆部長野村千秋君。十五日に、日本大豆協会会長和田博雄君、食糧庁食品部油脂課長中原雄君、食料品配給公団総裁三堀参郎君、元油糧配給公団総裁松田丑之助君以上の諸君に、それぞれ本委員会に出頭を求める手続をいたしておいたのでありますが、以上十名の諸君を本委員会の証人として決定いたすことに御異議ありませんか。
○西川証人 おおむねこの程度ですと、私にまで相談が来ないで、大豆部長で理事をやつている野村君というのがおります。その人のところでやつております。